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TBYC 1st concert

8/6にTokyo Bay Youth Choir(通称TBYC)の1st Concertが終演しました。

TBYCは2018年9月設立なので、約4年経って初めての単独公演。当初この演奏会は2020年に予定されていた、と言えば、いろいろと察していただけるのではないでしょうか…
さすがに今年は大丈夫だろうとホールを予約し、時間をかけて準備を進めてきましたが、7月に入ってからの感染爆発。正直、コンサートの実施に迷いがなかったわけではないですし、実際演奏会直前に発熱したり濃厚接触による自宅待機となったメンバーもおり、残念ながらオンステが叶わなかったメンバーもいます。そのような状況で演奏会をやることが「正解」かはわかりませんが、それでも私たちはやることを「選択」したわけです。

そしてやる以上は楽しいコンサートにしたい!
ということで、記念すべき初公演は以下のプログラムを演奏しました。

*****
C.サン=サーンス:序奏とライオンの行進(動物の謝肉祭より)(ピアノ連弾)
O.イェイロ: Unicornis Captivatur(捕われたユニコーン)
A.バンキエーリ:Capriciata a 3 voci / Contrapunto bestiale alla mente (3声のためのカプリース/動物たちの対位法)
ジョスカン・デ・プレ: El grillo (こおろぎ)
C.サン=サーンス:森の奥のカッコウ(動物の謝肉祭より)(ピアノ連弾)
F.メンデルスゾーン:Die Nachtigall (ナイチンゲール)
F.メンデルスゾーン:Lerchengesang(ひばりの歌)
M.ラヴェル: Trois beaux oiseaux du paradis (楽園の三羽の美しい鳥)
P.ヒンデミット:Un cygne(白鳥)
P.ヒンデミット: La biche(牝鹿)
J.N.ダーフィット:Der Kater(雄猫)
山下祐加: かえるのうた
三善晃: 混声合唱とピアノのための「動物詩集」

J.ブラームス: Liebeslieder Walzer op.52 (ワルツ集 – 愛の歌)

J.ブラームス:All meine Herz gedanken (私の思いの全て)
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このプログラムのうち数曲でも歌ったことがある方には、内容の濃さと大変さを感じていただけるのではないかと思います(笑)

前半はTBYC ZOOと題しまして、動物にまつわる古今東西の曲を演奏しました。
時代はルネサンスから現代まで、言語はラテン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、日本語。言語によって頭の切り替えが必要ですし、作品の時代様式によって歌い方も変わってくるので、歌い手たちは体だけでなく頭も疲れるコンサートだったのではないかと思います。

そんな捉えようによっては肩が凝る演奏会の雰囲気を和らげてくれたのが、団員の木村優実さん制作の可愛らしいチラシ・パンフレットと、案内人:佐藤拓さんによるMCだったのではないでしょうか!

拓さんには、曲紹介として伝えて欲しい内容は事前にお渡ししていたのですが、それ以外にもいろんなエピソードを交えて楽しくTBYC ZOOを案内してくださいました!チラシの「案内人」というのを見て「?」が浮かんでいた方も、その大切さを納得していただけたのではないでしょうか!

そして後半はブラームス作曲のLiebeslieder Walzer(ワルツ集 – 愛の歌)を全曲演奏しました。この作品は全18曲から成り、合唱で歌われることも4人の声楽アンサンブルで歌われることもある作品なのですが、今回はあえてそれを混ぜ、ソロ、デュエット、カルテット、そして合唱という混合編成で演奏しました。TBYCメンバーほぼ全員がアンサンブルを担当するということで、一人ひとりの見せ場があり、団員にとっては貴重な経験になったと思いますし、お客様にとっては変化に富んだステージになったのではないかと思っています。

大変なプログラムに全力で前向きに取り組んでくれたTBYCの頼もしいメンバーたち、伴奏だけでなく連弾でもプログラムに華を添えてくれたピアニストの薄木葵さんと会田美香さん、案内人の佐藤拓さん、スタッフのみなさん、そして会場に足を運んでくださったみなさんに心より感謝申し上げます。

TBYCは来年も楽しい企画が目白押しです!
来年ではないと思いますが、TBYC 2nd Concertの構想もひっそり頭の中で練っています。ぜひこれからもTBYCに注目していただけたら嬉しいです!
団員はいつでも絶賛募集中です!!!

 

 

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